なぜ事故物件は売りにくいのか?は主に以下3つが挙げられます。
1.心理的抵抗: 多くの人は、過去に自殺や他殺、自然死などがあった物件に対して心理的な抵抗を感じます。これにより、購入をためらう人が多くなります。
2.社会的なイメージ: 事故物件は「不吉」や「縁起が悪い」といったイメージが強いため、避ける人が多いです。特に日本では、風水や霊的な影響を信じる人が多いため、事故物件は敬遠されます。
3.法的な告知義務: 不動産業者や売主には、過去に起こった事故や事件を購入希望者に告知する義務がございます。これにより、購入希望者が減少します。
当たり前のことなのですが、それぐらい上記の理由が大きな要因になっています。
つまり私たち事故物件の専門業者は、いかにこれを取り除くかに重きを置き取り組んでいます。
1.まず心理的抵抗、社会的なイメージを和らげるために専属のお寺にご供養頂きます。
供養証明書も発行致しますので、多少の心理的軽減に繋がるかと思われます。
これだけで必ずしも売れやすくなるとは限りませんが、
しっかりお寺様に供養してもらうことで、それを表に出しやすくなり、他の物件との差別化ができるようになります。
2.また不動産に買取してもらうことも選択の一つとしてあります。自ら物件の販売が厳しいや事故物件の対応をちゃんとしてくれない不動産屋さんの場合は、買取を行っている不動産業者にお願いすることをオススメ致します。
今だと無料相談・無料査定をしてくれる業者も多くあります。まずはそこから試しに問い合わせされると良いでしょう。
買取を行った不動産屋さんは、場合によりリフォームを行い一新を行います。次のご購入者様が心理的抵抗なく、できるだけ安心して気持ちよくお取引ができるようサポートしていきます。
事故物件を問題なく労力をかけず、手放したいという方は、この方法が一番楽で時間がとられることなくいいと思われます。
1.僻地にある
売れない基準は基本ありませんが、人通りがなく山奥などのような僻地の物件ですと、
やはりそもそもの需要がありませんので、売るのが難しくなってきます。
事故物件においても立地の条件が売却しやすいかどうかを決める指標になってきます。
2.ゴミ屋敷や築年数が経過した物件はどうなのか?
戸建のゴミ屋や築年数が経過した建物は、過去に何度もやり取りを行っておりますが、あまりにも状態が悪く住めない場合を除いて、清掃、遺品整理などを行い、再利用できる状態へとリフォームを行っております。
逆に状態が悪く人が住めるような状態じゃない場合は、戸建ての場合、建物を解体して更地にして土地として売却することを行っております。
マンションの場合は流石に解体はできないので、室内のゴミや遺品などの荷物を全て撤去し、念入りにリフォームを行い、売却できる形へともっていきます。
事故物件は特殊な内容故に、そのマイナスなイメージをいかに払拭するかというのが、
ポイントになってきます。
そのマイナスを払拭するには、上記の内容を行いできるだけ、次の購入者様の心理的負担を減らすことが、大事になると考えます。
また個人で事故物件の対応を行うのも一つですが、専門の業者にお任せするのも一つです。
わからないことも対応してもらえますし、時には買い取ってもらうこともできますので、
事故物件のことを早く終わらせたいと思われる方は、専門業者に頼まれるのが良いかと思われます。
売却や賃貸などの再利用をするにしても、
まずは目利きのプロに相談されることが一番かと思います。
事故物件はただでさえマイナスな部分を持っていますので、より専門的な裁量が必要になってきますので。
今回の話しが参考になれば幸いです。